愛と聞いて、思い浮かべるもの
時には哲学的というか、思想的というか、はたまた抽象的というか、
そのような領域にもアンケートの内容を広げ、クリネタの懐の深さをお見せしたい!
その第一弾でございます。ねぇ、「愛」っていったい何なの?
- デザインへの愛
- 「デザインを愛している」といえば東京オリンピックのエンブレム問題でその愛はトーンダウンしてしまった。グラフィックデザイン界は喧々諤々、流行り病のごとく北は北海道からミナミは沖縄まで喧しい限りだった。良いのか悪いのか忘れてしまうのも早い。そんな中、ひと握りの人達がネットの中で頑張っている。密かに思っていた「デザインへの愛」をボクも機会があればどこかで告白したいと考えている。
- 気恥ずかしくて
- 関西人だから、気恥ずかしくて「愛してる!!」とは言いづらい。「好きや」とか「惚れてんね」は言えるが!! 慈愛、愛想とか熟語になれば理解できるが!!「愛」だけだと、なんかキリスト教のイメージが先立つ。愛はきっと山の彼方にあるのかも知れない。
- 書けるけど、言えない。
- 「愛してる」……映画でも、ドラマでも、小説でも、漫画でも、もはや手垢にまみれてその原型を(「愛してる」の原型って、どんなもんだ?)留めていないほど使われている言葉だ。恥ずかしくて、この人生で、いちども口にしたことがない。広告などは「愛の押し売り」みたいなものだから、「愛」を使わずに、いかに「愛」を語るか? なのである。その昔「書けるけど、言えない。愛してる」というコピーを書いたことがある。書いた原稿用紙を眺めたら、恥ずかしくてゴミ箱にポイした。
- 「愛と死をみつめて」だなあ。
- 1963年にマコと病に倒れたミコの3年間に及ぶ文通を書籍化した実話だが、テレビドラマにも映画にもなって、大ヒットした。吉永小百合と浜田光夫の純愛が目に焼き付いている。青山和子の歌も、いまだにソラで歌える。15歳の私には、よほどインパクトがあったようですねえ。
- ONE for ALL, ALL for ONE.
- 高校入学後、ひょんなことからラグビー部に入部した。当時ケンカっ早く血気盛んだったこともあり、私にとってラグビーというスポーツは“暴れても怒られない”ものだった。もともと運動神経は良く、早いうちから試合に出るようになったその頃の自分は、協調性なんてまるでなく、試合でも目立つことばかり考えていて、チームに迷惑をかけていた。そんな時、監督が言った言葉が私の考えを大きく変える。「ラグビーは愛のスポーツだ。みんなのために自分を犠牲にして、仲間一人一人を信じてみんなが犠牲になる。それができてはじめてチームだ!」そう、“ONE for ALL, ALL for ONE.” の精神だ。その「愛」の精神は社会人になっても私の根底にある。
- 行動すること
- 朝日新聞の声の欄、50代会社員の投稿。離れて住む老いた母親が入院した。その気になれば、新幹線でとんぼ返りできる距離。名古屋と神戸。自分の仕事が忙しいから、仕事で疲れているからという理由で出張のついでに一度しか見舞いに行かなかった。数か月後、母親は逝った。「愛とは思うことではなく、行動することだ。愛の対象に向かって、話す、書く、体を動かすなどの行為を実践することだ」と思い知った悔恨。愛という言葉を聞くたびに、ボクはこの話を思い出します。
- 「恋」は感情、「愛」は意思
- ─を信条に生きておりますが、よく世間で言われる「『愛』は真心、『恋』は下心」の「二重の意味でうまいこと言うなぁ感」に遠く及ばず悔しい限りです。
- クリネタ
- 「愛」と聞いて、最初に思い浮かべるものは、やはり『クリネタ』でしょうか。恥ずかしいので、これ以上言わせないでください!
- 青紀ひかり JAZZシンガー
- 神様からのご褒美
- 秋山 晶 ライトパブリシティ 代表取締役CEO
- 思い浮かべるものは……ひとつだけ。
- 市川友子 株式会社Arion 代表取締役
- 校訓
- 一倉 宏 コピーライター
- 六十歳にして知らず
- 今井 一 フジテレビジョン 総合技術局
- 世界は、愛にあふれてる。
- 岩田一平 朝日新聞社勤務
- キミを愛してるなんて
- 岩永嘉弘 ロックスカンパニー 主筆
- ジーザスクライスト・スーパースターの血
- 内田憲雅 ラミーズ六本木 店主
- “月が綺麗ですね”
- えなみ眞理子 スタイリスト
- 毎日幸福です
- 大西一栄 モデル
- マザーテレサ
- 大西一平 プロラグビーコーチ
- ラグビーには愛がたくさん詰まっている。
- 奥平イラ イラストレーター/マンガ家
- ものすごくイイ事が言いたい
- 小野田隆雄 コピーライター
- サラダ記念日
- 海藤春樹 ライティングデザイナー
- 懺悔の値打ちも〜
- 門上武司
フードコラムニスト/「あまから手帖」編集顧問 - 『卒業』
- 川島文夫 PEEK-A-BOO 代表
- 愛は山登り
- 韓 麻木 おいしいしごと
- 愛と欲
- 北村勝彦 スタイリスト
- 風流を愛でる
- くぼたかずこ 新宿ゴールデン街 Bar「十月」
- 愛といえば……
- 倉嶋紀和子 古典酒場 編集長
- 「愛だろ、愛っ。」
- 操上和美 写真家
- GOING
- 小泉 誠 家具デザイナー
- 愛のないモノづくり
- 小島 元 神谷町 いないいないBar「我々gaga」
- ギブ&ギブ
- 児島令子 コピーライター
- 「愛ってよくわからないけど傷つく感じが素敵」
- 小西啓介 アートディレクター
- 「愛があれば、どーにかなるんじゃない」!?
- 佐倉康彦 ナカハタ クリエイティブディレクター
- 愛は、仕事です。
- 佐藤 卓 グラフィックデザイナー
- 愛と聞いたら、「阿部定」です。
- 椎根 和 作家
- 老化の一番早いものは、愛である。
- 設楽 洋 ビームス 代表/プロデューサー
- 本当の愛
- 白山將視 白山眼鏡店 代表
- 小粒なやつ
- 副田高行 アートディレクター
- 「愛」ですね。
- 竹波俊孝 アートディレクター
- あの子の愛がほしい。
- 竹山 聖 建築家
- 「愛」は違和感とともに
- 立川直樹 プロデューサー/ディレクター
- 愛、答えの出ないもの
- 千葉 茂 日本工学院・日本工学院八王子専門学校 学校長
- 愛といえば韓流ドラマですよ。
- 蝶野 薫 (株)ロクマルニ
- 身近愛
- TAOSA TOHKURA
クリエイティブディレクター/コピーライター - 思春期
- ナガクラトモヒコ アートディレクター
- 愛と言えば……。
- 永井裕明 アートディレクター
- (愛)ではじまり……。
- 中島永晶 大妻女子大学 教授
- 風と共に去りぬ
- 貫場幸英 ヴェガ 代表
- わがまま
- 野地秩嘉 作家
- 人に伝えたい
- 三井 浩 コピーライター
- 愛から始まる。
- 三國清三 オテル・ドゥ・ミクニ オーナーシェフ
- 料理!
- 三好和義 写真家
- 出逢ってからずっと愛してます。
- 安永則子 小さい書房 代表
- おこんばんは~
- 柳澤健祐 アートディレクター
- 食し方について。
- 矢野寛治 評伝作家/博多在住
- 痩せ我慢なり
- 四方義朗 弾塊ロッカー
- 野蛮な愛は、お嫌いですか……?
- 渡辺達生 カメラマン
- 「愛って何?」