【クリネタ名物アンケート】

あなたの17歳?

誰にでも17歳という季節があった。
ジェームズ・ディーンの名画『理由なき反抗』の少年ジムも17歳だった。
その時、何処で、何を、どうしてた?

  • 長友啓典 クリネタ編集長
  • 「ラガーマンの青春」
  • 大阪府立天王寺高校ラグビー部に在籍していたバリバリのラガーであった。高校の国体選手(大阪代表)であり、野球で言えば甲子園球児と騒がれる高校ラグビーの頂点となる花園球技場のピッチを踏みしめていた。所謂全国大会出場の栄に浴していた。初めて飲んだコカ・コーラが薬のようだと思い、芥川賞をとった石原慎太郎の『太陽の季節』にこんな若者が日本にいるのだと驚きながらラグビーに熱中していたのがニキビ顔の17歳である。
  • 山岡 茂 編集団
  • 「高校二年生」
  • イヤァー。カワイイ子とお付き合いした初めての歳でした。当然女の子ですョ。舟木一夫の『高校三年生』も流行っていましたナァ。文化祭の前夜、校庭でのフォークダンス。『オクラホマミキサー』等鳴っていましたねえ。そのダンスですけどチェンジという段取りがあり、その娘、吉永さんですけど手を繋ぎたく、彼女と踊ると直ぐ後に回り2、3人の後に又彼女と踊る。ドキドキですョ。その娘とその後ですか?悪友達の協力もあって、数学の時間サボって校舎の屋上に2人きり。忌野清志郎の『トランジスタ・ラジオ』ばりですワ。可愛い娘でしたナァ。高校卒業した時彼女と別れましたけど、ショックで自転車に乗って友達の所へ行き、飲めない酒でも飲んでやろうと思って……。その途中、低い山陰線の鉄橋に頭ぶつけて血だらけ。涙ですわ。彼女銀行に就職、ワシは大学行くと云う事で疎遠に。黒髪を後ろに引っ詰めて、ヨダレが出ますワ。手を握るのが一杯一杯でしたけど……。今じゃ、心も身体も汚れてしまいましたけどナァー。
  • 柴田常文 編集団
  • 「卒業」
  • かつて仙台駅前に「日の出劇場」という映画館があった。ある日『卒業』という洋画の看板が掲げられた。男の前にド~ンと女の足があるビジュアル。それを見た同級生の伊藤が「あの映画は童貞喪失の物語だ!」と胸を張って言う。二人で勇んで観に行った。主人公の男は風采の上がらない小男で、なぜかエロ映画にしては音楽がいい! いつまでたっても期待した「喪失」シーンがない! 挙げ句の果てには、男が結婚式場に殴り込んで「ヘレ~ン!」と叫び、花嫁を奪い去る! 騙された、とガックリうなだれて映画館を出た。その映画は、マイク・ニコルズのアカデミー監督賞作品『卒業』で、主演はダスティン・ホフマン、音楽はサイモン&ガーファンクルの素晴らしい青春映画と知るのは、大学に入ってからだった。
  • 平田静子 編集団
  • 「私の17歳」
  • 何も知らなかった。ただ学校が楽しくてしかたがなかった。精華学園という今はすでになくなっているが、明治時代に内村鑑三が創立した女子校である。先輩には美空ひばり、吉永小百合、星由里子、中尾ミエ、伊東ゆかり、和泉雅子。同級生に小川知子さんなどがいた。だからといって芸能学校ではありません。私は凄く真面目でオク手な女の子だったからもちろんボーイフレンドもいないしほしいとも思わなかった。実は男と女が何をするのかさえ知らなかった(笑える)。ただただクラスの友人とガールズトークをするのが楽しくて仕方がなかった。校則も厳しく校門での服チェック、新宿にある学校なのに立ちより禁止。それでもそれが不満でもなかった。反抗期もない! 多感な時代にそれでいいのかあ! と、17歳の時の私に檄をとばしたくなる! がしかし、64歳になった今特段の不便はないなあ。いや、あった! 男を見る目がまったくない。ああ、あの時代に形成されるひとつかも。
  • 野田幾子 編集団
  • 「ああ、父よなぜあなたはあの日……」
  • ケイト・ブッシュの透明感のある歌声に啓示を受けた。「合唱部入ろう合唱部!!」。歌えば彼女の声に近づけると本気で思ったのだ。帰宅すると合唱のレコードで自主練に励む毎日。夜はヘッドホンをし口パクで情感たっぷりのエア合唱。哀しく顔をしかめ、うっとり微笑み、自分を抱きしめ……。エア合唱に励んでいたある日、ふと振り返ると部屋のドアを開け無表情に口を開けた父がたたずんでいた。自主練は廃止した。そのせいか、ケイト・ブッシュには未だになれていない。
  • 安藤耕一郎 編集団
  • 「10・21 国際反戦デー」
  • わたしが17 歳だったのは1968 年です。この年で忘れられないことといえば、やはり10月21日国際反戦デー夜の“新宿騒乱”でしょうか。通っていた高校が近くにあったので、翌日から1 週間近く休校になりました。検挙を逃れた学生たちが校舎に隠れている可能性があるから……という理由だったと思います。この年にはロバート・ケネディ暗殺やメキシコ・オリンピックがあったのに、どうしたものか、この事件をいちばん覚えています。でもその休みに何をしていたか、まったく思いだせない自分の老化に愕然としています。
  • 吉永 淳 編集団
  • 「試験に出る英単語」
  • ずっと補欠だった野球部の夏が終わって、最初に手にしたのがでる単とか、しけ単と呼ばれていた『試験に出る英単語』(森一郎署)。ABC順でなく、「最も重要な単語から順番に配列」というのが画期的でした。京都の田舎の府立高校生だった僕にとって、著者が日比谷高校教諭というのも魅力的でした。出版社が「青春出版社」というのも僕らの17歳そのものです。ラジオの深夜放送を聴きながら、ボロボロになったしけ単をめくっていた。17歳の記憶力に戻れるなら、たばこ、やめられるかも。
  • 鈴木 剛 編集団
  • 「毎日がお祭りだった。」
  • 今振り返って17 歳の自分を思い出してみると、人生で一番、日々色々な経験をしてた歳だったなぁと思います。経験といっても、基本アホなことばっかりでしたが、今の自分に当時の経験が大きく影響していることは確実です。部活(ラグビー部)では「悪知恵とチームワークと底知れぬ体力」を手に入れ、バイト(バーテン見習い)では「酒やタバコ」を覚え、友達とは毎日オンナの子攻略法を朝まで議論して「不滅のチャレンジ精神」を身に付ける(笑)。当時は毎日がお祭りで、良い事も、イヤな事もごちゃごちゃだったけど、心から笑って、怒って、泣いて……。毎日が楽しかったなぁ。歳をとって、少し冷静になった自分を「オトナに成った」と言うのかもしれないけど、今の自分に少し物足りなさを感じます。久しぶりに地元の友達とバカ騒ぎしたくなりました
秋田 寛 アキタ・デザイン・カン
「デザインと野球と女の子、だったと思います。」
秋山 晶 ライトパブリシテイ代表取締役CEO
「荒野と銃声」
朝倉 勇 コピーライター
「結核療養所に入院中」
浅田美代子 女優
「何がなんだか」
安西水丸 イラストレーター
「退屈で時間を持てあましていました」
安藤 隆 サン・アド クリエイティブディレクター
「思い出したくない」
池田良二 銅版画家 / 武蔵野美術大学教授
「北辺の地で」
一倉 宏 コピーライター
「ガリ版刷りの詩集」
井筒啓之 イラストレーター
「僕の17才って1972年」
今井 一 ジテレビジョン
「映画『桐島、部活やめるってよ』を見て17歳を思い出した。」
岩永嘉弘 ロックスカンパニー主筆
「新宿の映画館が、学校だった。」
えなみ眞理子 スタイリスト
「油絵の具塗れの17歳」
大谷裕巳 ㈱日美 代表取締役社長
「私の17歳は1977年」
木森一隆 ㈱アットマン会長
「朝からガツンと21 世紀の精神異常者」
奥平イラ イラストレーター / マンガ家
「フォークソングとプログレ」
小津美智子 ストラテジック・プラナー
「毎週土曜のデート相手はトイレでした」
小野鉄二郎 TVプロデューサー
「ひたすらラジオを聴いていました」
門上武司 「あまから手帖」編集顧問
「価値観の変革期」
蟹瀬誠一 明治大学国際日本学部長
「エレキ」
蟹瀬令子 レナ・ジャポン・インスティチュート
「初恋はカルピスの味」
上岡秀昭 Bar Wakin
「肉体と精神、暗中模索の17歳」
川島文夫 PEEK-A-BOO代表
「King’s Rord, Carnaby Street, High Street Kensington Swinging sixties」
北山孝雄 北山創造研究所代表
「拳で会話」
くぼたかずこ 新宿ゴールデン街Bar「十月」
「美しい十代」
操上和美 写真家
「私の唯一の楽しみは映画だった。」
小泉武夫 東京農業大学名誉教授
「貪ぼり食っていた17歳」
小泉 誠 家具デザイナー
「元祖追っかけ!」
小石原宣子 料理研究家
「ジャクリーン」
小島 元 神谷町BAR 我々GAGA店主
「弾厚作=若大将=加山雄三」
児島令子 コピーライター
「メンクラも愛読する女子高生」
小西啓介 アートディレクター
「今はスカスカ。」
近藤康夫 デザイナー
「栄冠は君に輝く」
清水正夫 共同通信編集委員
「暗かったデス」
施井真希子 温泉ソムリエ
「17歳の私へ」
鈴木清巳 イシマルチーフデザイナー
「とにかく動いて」
副田高行 アートディレクター
「夏みかんのニキビ面」
高島郁夫 ㈱バルス代表取締役社長
「故郷」
立川直樹 プロデュ―サー / ディレクター
「新宿と六本木を行ったり来たり」
垂水佐敏 京都造形芸術大学教授
「ケネディ暗殺」
千葉 茂 日本工学院専門学校 学校長
「Born to be wild」
TAOSA TOHKURA CD / コピーライター
「Far East Network From Iwakuni」
中島永晶 大妻女子大学教授
「都立井草高校31回生G組」
中田宗孝 通りすがりの編集者
「はっきりいって暗かった」
中野利彰 企画・演出
「理由なき反抗」
貫場幸英 ㈱ヴェガ代表
「ターンの魅力に取り付かれた17歳」
納島正弘 グラフィックデザイナー
「高校2年生です」
野地秩嘉 作家
「17歳。新宿高校の2年生。」
半沢克夫 写真家
「コーヒールンバ」
広瀨真奈美 表情研究家
「暗中模索」
広谷純弘 建築家
「17歳の頃」
マイク前川 ロケーションコーディネーター
「アメリカへ」
三好和義 写真家
「写真小僧誕生」
南川三治郎 写真家
「担任の先生も諦めた落第生」
村松友視 作家
「その後のワタシを決めた17歳」
森田恭通 デザイナー
「森田恭通の17歳」
矢野寛治 エッセイスト / コラムニスト
「二矢と一孝」
吉野ゆかり 国際中医薬膳師
「17 歳の前科持ち」
四方義朗 ファッションプロデューサー
「大事なVANの紙ブクロ」

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