【クリネタ名物アンケート】

夏の思い出

「ひと夏の恋」とか「情熱の夏」とか、はたまた「夏祭り」「夏休み」「太陽族」とか(古すぎか?)。
夏という言葉には心躍らせるものがありますよね。そこでお聞きしました。
「夏の思い出」、この言葉から、どんなお話が語られるでしょう。

  • 長友啓典 クリネタ編集長
  • 日宣美の夏
  • 1951年から1970年にわたるほぼ20年間の間に日本グラフィックデザインの基礎的な体力をつくりあげた「日宣美」(JAAC)という団体があった。東京アートディレクターズクラブ(ADC)が文学界でいうところの「直木賞」ならば、「日宣美賞」は「芥川賞」と称されるほどのグラフィックデザインにおける登竜門であった。その公募の締切は「夏」であった。夏の思い出をつくるべく海へ山へと同世代の若者たちは遊び呆けていた。横目で見ながら制作に没頭していた。お陰で1967年、日宣美グランプリを受賞することが出来た。
  • 山岡 茂 編集団
  • アツイ、アツイ、ルクソールの珍事
  • 30年以上前になるが、亡くなった合田佐和子さん達とのエジプト旅行。毎日の食事も散々。下痢になる人も次々。たまにはステーキをと中洲にあるアメリカ系ホテルへ。食事も終わり満腹々々と。船着き場に歩く途中、同行者が女性特有の月の物。トイレも無いし生理用品も無し。早く早く川向うのルクソールの町へ。裸足生活で足裏がガビガビの船頭にナイルを渡る船賃交渉。彼等は悠久の時間の中での生活。コチラは毎月のモノで摂氏40度以上の中での冷や汗。手振り身振りでやっとヤッタゼ!! ツタンカーメン!! 発掘船賃交渉成立。ナイルの河風に吹かれながらテーベの都に思いを馳せる。しかし、この後もっと悲惨な事が続くのだが……。
  • 柴田常文 編集団
  • 夏に溺れて。
  • あれは小学4年の夏だった。春に転校した私は、ナメられてなるものかと、かなり背伸びして一学期を終えた。仲良くなったクラスの仲間三人と川に泳ぎに行ったのだが、実は、10歳になっても私は泳げなかった。3人は向こう岸までスイスイと渡り、ためらう私に「早く来い!」とはやし立てる。急流で、しかも砂利採掘した川は底知れず深く、足など立つわけもない。向こう岸まで10mはあった、と思う。乱暴にもエイヤッ! なんとかなる、と飛び込んだものの、何ともならず溺れた。助けに飛び込んでくれた奴にも、溺れるものは藁をもつかむ、でしがみつき、そいつも溺れてしまう。溺れるままに、死ぬ、死ぬ、死ぬ、とのたうちまわっていたら、浅瀬になって、足が立っていた。ン!? もしも急流でなかったら、私の夏というか、人生は、10歳で終わっていた。
  • 平田静子 編集団
  • 8月11日
  • 私の誕生日は8月11日の夏真っ盛りです。しかし、子供の頃は夏休みで学校がお休み。社会人になってからは、お盆休みでほとんどの勤め人が仕事を休みます。つまり私の誕生日は忘れ去られるのです。挙句のはてに今年から8月11日は、山の日として国民の祝日になりました。やっぱり忘れ去られるようです。どなたかこの嘆きで私の誕生日を覚えて!
  • 中村 禎 編集団
  • ワッしゃん
  • 夏といえば夏休み。夏休みといえばラジオ体操。ラジオ体操といえば、九州は福岡県、北九州市は門司区の柳小学校に通っていた頃の夏の朝です。早起きは苦手でしたが、いつも蝉の声に起こされていました。「ワーシ、ワーシ、ワーシ、ワーシ」とうるさく暑苦しく鳴くクマゼミの声です。クマゼミは関東にはいません。九州特有の種らしいです。「ワーシ、ワーシ、ワーシ、ワーシ」と鳴くから、「ワッしゃん」です。発音は「ワッ」にアクセントではなく、「しゃ」にアクセントです。夏目漱石の「坊っちゃん」ではなく、池に石を落とした時の「ボッチャン」の発音の「ワッしゃん」です。「ワーシ、ワーシ、ワーシ、ワーシ、ワーシ、ワーシ、ワーシ、ワーシ」あの「ワッしゃん」の鳴き声は、ボクの夏の思い出です。
  • 鈴木 剛 編集団
  • 地獄の合宿
  • 夏といえば、忘れられない思い出がある。高校時代のラグビー部の夏合宿だ。毎夏、山梨県の某強豪校にて行われるその合宿は、今ならばニュースになってもおかしくないほど過酷で、肉体も精神も崩壊寸前まで追い込まれる。今でも山梨県に入るとゾクッとするほどトラウマである。そんな思い出したくもない思い出だが、何故だか社会人になって時々訪れるピンチの場面でふと思い出すと、必ずそのピンチを乗り切ってこれた。何があってもその合宿と比べると全然ヘッチャラに思えるのだ。今では忘れてはならない最高の思い出だ。
  • 野田幾子 編集団
  • 夏の訪れと夢見心地
  • 19歳の夏。「海に行こう。明日の朝6時に迎えに来るね」と彼に誘われ、うれしくてうれしくてうれしくてうれしくて夜中の2時から水着でスタンバイ、本気で一睡もできませんでした。海まで車で5時間以上かかる内陸で生まれ育ったため、海への憧れがはち切れんばかりに膨らんでいたのです。現地では沖に流され浅瀬で溺れ、本気で死ぬかと思いましたが……。今でも夏の訪れを感じるとアノ夢見心地が思い起こされ、幸せな気持ちになります。
  • 稲岡聡平 編集団
  • ろくなもんじゃない
  • 夏の思い出……、夏の思い出……。いくら考えてみても、ここ10年くらいは会社のデスクで仕事をしている光景しか思い浮かばない……。あぁ、それは春も秋も冬も同じか……。直射日光が苦手で、出勤は太陽から逃げるように日陰から日陰へ……それも仕事の話か……。深夜、徹夜覚悟で働いていると、開けていた窓からカナブンが入ってきて、デスクの上の蛍光灯に「カン! カン! カン!」と当たり、やる気を削がれる……それも仕事の話か……。
青紀ひかり JAZZシンガー
夏といえば龍神ね
秋山 晶 ライトパブリシティ 代表取締役CEO
田を渡る風
阿南満三 編集者
じんじん
一倉 宏 コピーライター
行けなかった海
井筒啓之 イラストレーター
瀬戸内海の夏休み
今井 一 フジテレビジョン 総合技術局
夏はツーリング、という時代もあったね。
岩田一平 朝日新聞社勤務
夏の夜の三浦海岸
岩永嘉弘 ロックスカンパニー 主筆
永遠の蛙釣り
内田憲雅 ラミーズ六本木 店主
“少年時代”
えなみ眞理子 スタイリスト
猫と香水
大谷裕巳 株式会社日美 代表取締役社長
海の家
大西一栄 モデル
胡瓜
大西一平 プロラグビーコーチ
戻りたくない夏
奥平イラ イラストレーター/マンガ家
夏の思い出は、海の思い出
小野田隆雄 コピーライター
サマー・フラッシュ・バック
海藤春樹 ライティングデザイナー
夏の思い出・決定版
門上武司
フードコラムニスト/「あまから手帖」編集顧問
水中夢
川島文夫 PEEK-A-BOO 代表
3つの坂
北村勝彦 スタイリスト
追憶の8月の海
北山孝雄 北山創造研究所 代表
空港
倉嶋紀和子 古典酒場 編集長
プロレスと瓶ビール
操上和美 写真家
夏の思い出
小島 元 いないいないBar「我々gaga」
夏うた!
児島令子 コピーライター
ゆめみたいにかわいい子
佐藤 卓 グラフィックデザイナー
空を舞った、真っ赤なサーフボード。
SAYAKA バイオリニスト
南国の太陽
椎根 和 作家
初夏のロンドンの木洩れ日
設楽 洋 株式会社ビームス 代表取締役社長
葉山の思い出
島本脩二 編集者
台風の海、灼熱の山。
白山將視 白山眼鏡店 代表
1967 葉山森戸海岸
鈴木清巳 イシマル チーフデザイナー
ほほえむ墓
副田高行 アートディレクター
ある夏の思い出。
竹波俊孝 アートディレクター
あの子との熱い夏。
立川直樹 プロデューサー/ディレクター
夏の作品たち
田辺良太 ホワイトウォール 代表/アートディレクター
今は訪れることの出来ない夏の思い出
千葉 茂 日本工学院・日本工学院八王子専門学校 学校長
多摩川園
TAOSA TOHKURA
クリエイティブディレクター/コピーライター
命日
永井裕明 アートディレクター
夏は、なんだか懐かしい
中島永晶 大妻女子大学 教授
避暑地の別荘
七咲友梨 写真家
夕方の海
貫場幸英 ヴェガ 代表
遠泳
野地秩嘉 作家
克己心
姫野美貴 市ヶ谷 OL
エンドレスサマー
広谷純弘 建築家
LIVING ART IN OHYAMA
松山 猛 作詞家/ライター/編集者
祖母の握り飯
三國清三 オテル・ドゥ・ミクニ オーナーシェフ
修行の夏
三井 浩 コピーライター
干瓢の夏。
三好和義 写真家
⽇本中が熱狂した、あの夏、そして。
安永則子 小さい書房 代表
夏の扉
柳澤健祐 マミアナグラフィックス アートディレクター
断酒地獄
矢野寛治 評伝作家/博多在住
夏の星座
渡辺達生 カメラマン
夏の思い出は、小さなガラスびんの中に……

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