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2012.07.27

ジャケ買いは不滅です!?

安藤耕一郎 (クリネタ編集団 / フリーエディター)

久々の新譜です。

このところ何回か続けて旧譜でしたが、やっと新譜をセレクトすることができました。Joe Jacksonの『the Duke』です。

アンディ・ウォーホルの有名なアーティスト・ポートレイト風なカバーイラストで、一見してDuke Ellingtonへのトリビュートアルバムであることが分かります。彼にとっては2008年の『Rain』以来、4年ぶりのスタジオ録音盤ということになります。

1957年8月11日、英国生まれで、ひと言でどんなジャンルの音楽をやっているのかというのは、正直言って中々難しいのです。80年代にはパンクっぽいRockをやっていたし、90年代にはPopsぽかったとも言える。そして、このところはJazzの方向に向いていたような気がします。歌手、作曲家であり、楽器もピアノ、サックス、アコーディオン……と実に多芸多才です。

どこかの国では、子供のデタラメ歌のようなものを書き、下手くそな歌に酔っているようなのを“アーティスト”と呼びますが、このJoeこそ“Artist”ではないかと思います。

さて、このアルバムは、タイトルの通り伝説のJazz GiantのひとりであるDuke Ellingtonの名曲をJoe自身がアレンジし、さまざまな“Artist”たちとコラボしています。詳細はともかくとして、Regina Carter、Christian McBride、Iggy Pop、Steve Vai……など、ジャンル横断で、正にJoe自身の音楽生活そのもののような内容です。

最後に余談ですが、1899年4月29日生まれであるDuke Ellingtonの生誕90年を記念したイベントが、1989年4月に生誕地であるワシントンD.C.でありました。生家跡が現在は郵便局になっていて、そこで記念碑の除幕式があり、わたしは取材で立ち会うことができました。

このアルバムを聴きながら、ひとり想い出に浸っています。

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