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2013.03.11

歩く人。

長友啓典 (クリネタ編集長 / アートディレクター)

「歩く人。」と言うプロジェクトチームが出来た。出来たと言っても東日本大震災の頃からだからもう2年近くになる。ラグビーのプロコーチとして活躍している大西一平さんの声がかりで発足した。「歩く」ことに関しては、十数年前僕の還暦前、59歳のころから歩き始めていたんで、ボクの方が歩くに関しては先輩となる。この話を聞いた時は、「我が意を得たり……」とばかり、二ツ返事で参加した。感覚的に歩くことの良さは体感しているが、サイエンスとして歩くを解説してもらえるのだから有り難い。

震災の一番の被害者はご高齢の方々だ。仮設住宅に籠もりっきりで、一歩も表に出ないことが数日も続くことがあると聞く。だからエコノミークラス症候群や廃用症候群の対応のために生まれた「歩く人。」プロジェクトだ。歩かなくなりが、歩けなくなりになる。歩けなくなるとあちらこちらに支障をきたすようになる、そうすると全ての関節が機能しなくなる、となると内蔵もダメになる、という図式が見えてくる。

 まず基本は歩くことだ。「表に出よう」寿命が延びる「歩行」を実践するが為のカリキュラムを組み、あちらこちらに出没する「歩く人。」プロジェクトは今日も活躍している。何かの力になればと大阪FM802が主宰するFM COCOLOの番組に大西さんと二人で受け持って、「歩く力」を宣伝している(関西エリア 日曜8時スタート)。

先日は、兵庫県城崎温泉の豊岡市にキャンペーンに行った。「からだづくり。仲間づくり。まちづくり。」というシンポジウムが行われた。人のからだと健康、人と人とのコミュニケーション、人を取り巻く環境。この三つのキーワードを歩くことでつくる長寿ウォーキングプログラム「歩く人。」と言う訳だ。豪雪の街だからなかなか表にでる機会はない。でも丁寧に街を散策すれば学校とか市庁舎とか雪がつもっていないところはいくらもある。豊岡の中貝市長も熱心に参加され、地域の環境づくりに耳を傾けられていた。

話は急転直下するが、シンポジウムの後でお世話になった(打ち上げ)城崎温泉の素晴らしさを報告しとかなくっちゃおけません。老舗「西村屋」さんの西村総一郎社長を中心に、谷口忠弘社長の若手経営陣が動いておられる城崎温泉郷の活性化に一肌脱がねばとふと思い立った。

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