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2013.09.02

「自信」。仕事でも、遊びでも。

長友啓典(クリネタ編集長 / アートディレクター)

どうしてこんな風になってしまったんだろう。あんなに得意としていたものが何かの拍子に全く言うことを聞いてくれなくなった。ゴルフに於けるバンカーからの脱出の話である。今年の初め相模カンツリー倶楽部(神奈川県中央林間)でのことだ。

今年に入りドライバーと日頃悩みが多いフェアフェイウッドの調子がすこぶる快調な当りになってきた。連動してウェッジの寄せが上手くいくようになった。パターはもともとそれなりに良かったもので、スコア的にもこのところ「イケルなぁ」と自画自賛していた。苦節十年ゴルフに自信がつき始めて来た。

そんな姿を見てゴルフの神様がちょっと「こらしめなくちゃ」と考えられたのか?得意とするバンカーのところで2、3度のミスをしてしまった。まぁこの程度のミスなら何度かあることだし、いずれは元の鞘に収まるだろう、いずれピン側にピターッと寄るようになるだろう、と高を括っていた。

相模カンツリー倶楽部のバンカーと言えば、その名も高き、「アリソンバンカー」と恐れられているところである。自信のあった頃は何のことはなかった相模のバンカーも2度、3度とミスっているうちに知らず知らずの間に力が入り、4度、5度あたりから雲行きが怪しくなって来た。6度目の脱出の時はその自信の無さがピークとなり、なんと15打も叩いてしまった。4打、5打とトップ、ダブりを繰り返している時は同伴者も「5ッ」、「6ッ」と声を上げてからかっていたが、段々と険悪な空気が漂いはじめ、8打、9打で憐れみを、10打に至ると知らんぷりをせざるを得なくなる有様だ。

「そうだ、こんな時はグリーン上のピンを狙わずに一度後に戻るべくショットすれば良い」と気が付き(ちょっと気がつくのが遅い)、上がってみれば15打となっていた、という訳だ。それ以来、3カ月、10ラウンド程、色々なコースで修正するのだが、バンカーにつかまると同じ状況となってしまう。

先週の沖縄ゴルフツアーもうそうだった。友人、知人、レッスンプロ、女子プロ、専門誌に教則本と予習復習をしているがラチがあかない。色々な話を聞いた結果、「それだけ自信があったバンカーなのだ」、「その自信が大事なんだ」と声を掛けられた。バンカーに入ったとたん、身も心もすくんでしまうから、脳から発信される「不安データ」が身体の部位に影響し、ガチガチになるのが分った。

「自信」である。仕事でも、遊びでも何事にも言えることだ。ゴルフから色々なことを学ぶことができた。ことを起こすのには不安がひとかけらでもあってはダメだと、何事もゆるぎない「自信」と確信した。

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