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2013.11.25

1年振りのイタリア 2

山岡 茂(クリネタ編集団/アートディレクター)

前回のミラノからボローニャへ。

ある見本市を3日間に渡り視察。昨年も行ったが、忙しくてボローニャの町を夜、食事する時以外歩いたことはなかった。

今回は丸一日時間が取れブラブラ一人歩き。ボローニャは美食と、かの有名なボローニャ大学の町。

大学よりは食と皆様お望み通り、まず食の話から。

この町のレストランほとんど当り外れ無し。しかも値段もミラノ・ローマと比べると驚くほど安い。毎夜、本場ボロニェーゼのパスタソースでタリアテッレを食す。本当に飽きが来ない。それと例の発砲ワインのランブルスコ。これが又、安い。しかも喉ごしも良くグイグイと。毎夜、広くもない学生街を千鳥足。ボローニャ・ソーセージを歯に挟み、このままだと豚肉加工品になりそう。一つ美味の店を特別紹介。Trattoria Gianni ぜひお試しあれ。

町には、オリーブ・オイル、バルサミコ、ポルチーニ、プロシュート等々の食材の店が一杯。お土産に、オリーブ・オイルとバルサミコの小瓶を買う。残念ながら、ベロベロに酔っているため、写真を撮るなどもっての他。

次に、ヨーロッパ最古の大学。ボローニャ大学は1088年創立。ダンテ、トマス・ベケット、コペルニクス等が巣立った。後で判ったのだが「奇跡の丘」「王女メディア」等で有名な映画監督ピエロ・パオロ・パゾリーニもこの大学で学んでいた。大学生の時にこの監督の作品に嵌っていた事を思い出した。

旧ボローニャ大学棟にある解剖学大階段教室、マジョーレ広場、ガルバニーニ広場にあるアルキジンナージオ館。この美しい場所で初めて公開解剖が行われた。解剖が行われた中央のテーブルも現存。それを見下す様に皮を剥がされた筋肉人体の彫像。小心者の僕にはとてもとても注視できない。その周囲には学生、見学者の席が、すりばち形にある。

何とも、夜一人では恐ろしい感じが、その装飾的美しさの中に秘めている空間であった。

アレコレ頭も、胃袋も、足も、ボローニャに犯されボロボロ。日本に戻り一週間程、時差ボケが取れなかった。

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