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2014.03.03

「アササン」のルーティン

長友啓典(クリネタ編集長 / アートディレクター)

「朝の散歩」を略して「アササン」と呼んでいる。かれこれ15年は歩いているだろう。毎朝のことだ、約1時間半くらいである。所謂歩数にして1万歩を目安にしている。雨の日は雨の日なりに雨をしのぎ、風の日は風を避けての散歩コースを見つけてある。歩き始めて4、5年は万歩計を付けて歩いていたが、今はある程度このぐらいの時間だと何歩だとか、あのビルが折り返し地点だから何歩ぐらいは歩いたのだ、と分ってきた。

そもそもどうして「歩こう」などと面倒なことを始めたかと言えば、よくある話なのだが15年前、還暦を目前にした59歳の時に人間ドッグに行き、あらゆる数値が医者が感心する程、見事に沸点に達していたのが切掛けであった。「酒」、「煙草」、「間食」…「暴飲暴食」の限りを尽くしていた。何かをヤメて、何かを始めなければ「知りませんよ」とのご託宣であった。

「煙草」は完璧にやめ、「酒」はほどほどにして、「歩く」ことを始めた。上手く言えないが「老いる」ことの恐怖心も確かにあった。爾来、紆余曲折説ありましたが今日まで続けることが出来ている。自分で言うのもなんだが良くやっていると時々自分自身にご褒美をあげている。15年も歩いているとパターンができてしまうので常にコースを変えてみたり、写メールをしてみたりと歩くのにも色々工夫を凝らしている。

今日はこんな一日であった。4時に起床、東の空が明るくなり始めた。顔を洗い、歯を磨く(起きたてのこれが大切)、コーヒーを入れ(ドリップ式)、新聞を見る。おもむろに写真日記のブログを更新する(小一時間)。このルーティンが大切なのだ。NHKの朝ドラを見て8時過ぎの出発だ。

今日の朝陽は見事だった、気持ち良い青空が拡がっている。表に出て最初に曲がる道を無意識に選択、海サイドに足が向いた。我が家から品川駅を抜けて(雨の日はこのあたりで歩き回る)、天王洲まで20分程度である。高浜運河の遊歩道を芝浦から、田町に向かう。Uターンをし(季節により渡り鳥などいろいろ観察)品川駅隣接の品川インタシティーに入る。アササンの終盤は本屋さん、キヤノンのギャラリーが開いているので立寄り、仕上げは駅ナカの「スタバ」で「カフェラテ」を頂くというのが定番となっている。

本屋さんで胸にグンとくるフレーズを発見したので紹介したい。ゴルフ雑誌からの文章である。ジャンボ尾崎さんが座右の銘としておられるようだ。

「人は信念とともに若く、疑念とともに老いる
人は自信とともに若く、恐怖とともに老いる
希望ある限り若く、失望とともに老い朽ちる」(『書斎のゴルフ』日本経済新聞社 刊)

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