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2014.03.24

イノイズム思想⑫「睡眠」

柴田常文 (コピーライター / クリエイティブディレクター)

別に不眠症ではない。毎晩ほぼ呑んで寝るから、バタンQと眠りにつける。夢などほとんど見ない。で、パチリと目が覚める。ン? と寝静まった世間の気配で、何となく気づく。「ヤベ~!」 恐る恐る目覚まし時計を見ると、まだ3時55分だ。ガクリ! 確か寝たのは12時過ぎだ。ほぼ4時間で目が覚めてしまう。別に頻尿で目が覚めるというわけではない。1時に寝れば5時。2時なら6時なのだ。仕方がないから、トイレに起きる。

余りにも早すぎる。冬の夜明けは6時半頃だ。朝ウォーに出ても、これじゃ、真夜中のウォーキングになってしまう。そこで、二度寝に挑戦する。……眠れない。たまに5時半頃まで眠れる時があるが、ほとんどは眠れないのだ。悶々と右になったり左になったり、寝返りを繰り返す。これが夏だったら、4時半頃には明るくなるから、朝だ! とガバッと起きることもできるのになぁとため息が出る。悶々とすると、ロクなことしか頭に浮かばない。締切りの迫ったコピーなど思い出したら、もはやアウトだ。目がどんどん冴えてきてしまう。

それにしても、若い頃には最長26時間ノンストップ睡眠を記録したこともあったのに、年齢を重ねるごとに反比例して睡眠時間が減っていく。何で眠れないのかと歩きながら考えたら、分かった!「永眠」がどんどん近づいているからだ。せめて生きている間は、少しでも長く起きていて、この世を楽しみたまえってことなのだよ、きっと。

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