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2014.10.14

イノイズム思想⑯「地下」

柴田常文 (コピーライター / クリエイティブディレクター)

ある時から、ものすごく気になり始めた。気になり始めて、もう3年半にもなる。なぜ3年半なのかといえば、震災後から、街を歩き始めて分かったからだ。

地下鉄は、いったい何処を走っているんだろう? 何処をどう走ったら、こんなに時間がかかるんだろう? 例えば地下鉄日比谷線。神谷町と霞が関の区間にまず疑問を持った。この区間は距離にして1.5km弱しかない。人間の足で歩いてもせいぜい2000歩足らずだ。地下鉄の電車は時速80kmに抑えられているらしい。なのに、調べてみるとなんと地下鉄は2分も要している。距離にして2.6Kmも走っている勘定になる。実距離の倍近く走っている計算なのだ。いったい何処を走っているんだろう?

さらに、神谷町と六本木の区間。地下鉄で3分もかかっている! 距離にして4km弱もあることになる計算だ。しかし、歩いてごらんよ! 直線でせいぜい1.2kmだよ。飯倉交差点から、あっという間に六本木交差点なのだ。なんで3分もかかっているんだ? どこを、どう走ったらそんなにかかるんだ、ヤイ!(って、誰に言ってんだ?) そういう地下鉄区間は他にもたくさんあるはずだ。せっかくビジョンがあるんだ。ただいま地上のここを走っております、というお知らせマップをぜひやって欲しいもんだ。

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