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2014.11.24

函館へ。

長友啓典(クリネタ編集長 / アートディレクター)

年に一、二度何気に旅をする仲間がいる。どこどこに美味なるお店があると耳にしたり、あの土地のゴルフ場は可成りの絶景であると人づてに聞いたり、土産物のとっておきを頂き、あまりにも美味しかったので今度行ってみよう、といった気軽な旅仲間がいる。

日本工学院の学長のCさんから電話があった。この三拍子揃った函館に行きませんか、というお誘いである。三拍子のうち美味なるものと言えば朝市に始まる。魚もあれば、牛もあり、豚もある北海道はなんてったって酪農のメッカである。チーズ、牛乳が目茶旨い。そしてゴルフ場と言えば北海道カントリークラブ大沼コースが出色だ。Cさんが函館は七飯町の町長さんから頂いたお土産がなかなかイケルと聞いた。こうとなったら行かねばならぬ、お誘いを断わる理由はない。

早速飛行機に飛び乗った。朝市はアササンがてらに出向いて見た。朝の6時というのに中国、韓国のお客さんでいっぱいだ。彼らが美味しそうに食べている丼物を物色する。数十種類の丼物に目移りするが、店の人によるお勧め「海鮮ユッケ丼」とする。新鮮な魚貝類ものに感動だ。

午後からは七飯町役場の神さんの案内を頂いた。知らないところでの旅の基本は土地に詳しい人とまず知り合うことである。流石、役場の神さんは顔が広くてお詳しい。大沼湖からスタートした。こんなに駒ヶ岳が綺麗に見られるのは、季節ごとに数日しかないという絶景の時に訪れることが出来た。静かな湖面をボートが滑る様に進んでいくのが楽しい。

酪農が盛んなところだ。あちらこちらに牧場を見かける。山川牧場の直営店で牛乳とチーズとソフトクリームを頂く。コーヒー牛乳が目茶旨い。りんごと言えば青森とばかり思っていたが、なんと七飯町が西洋りんご発祥の地と冨原観光果樹園を訪ねて知った。ゴルフの大沼コースでは七飯町の町長さんもお付き合いくださった。言わずもがなの楽しいラウンドが出来た。

ご存知函館の街は坂道が多い。市電を見ているとサンフランシスコを思い出した。夜は市電に乗って噂のレストラン「バスク」に行く。スペイン料理だ。海老クリームコロッケ、豚肉のステーキ、牡蠣のグラタン、パエリアといっぱい、いっぱい舌鼓するが、なんてったって当店自慢のこれを食べずして何が「バスク」だと言われる「生ハム」を頂けることが出来た。

お陰様で優しさいっぱいの素晴らしい人達に巡り会う旅が出来た。

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