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2015.02.23

イスタンブール(その4)

山岡 茂(クリネタ編集団/アートディレクター)

トプカピ宮殿の薄暗いハレムを後にして、エミノミュの港の方へ下ってブラブラ。地図では、まったく判らないが、イスタンブールは広く、上り下りの急坂が連なり歩くには非常に疲れる町だと認識。

ハレムへ続く冷たく黒光りしている石の廊下とは対称的に、明るい日差しの下ノンビリ釣りを楽しむ地元の人達がそこかしこ。思ったより海流も早く、竿の上げ下ろしも頻繁。何が釣れるのかと、名物のサバサンドとコーラを両手に持ち観戦。オオッ! 今、口に入れた25センチ程のサバが青空に銀色の尾ヒレをスクリューのように回転させている。ナルホド、釣ったサバを即売り。小遣い稼ぎ。効率この上無し。恋人、オヤジサン、オバサン、子供、国籍もバラバラ、年齢もイロイロ。日本では見られない光景で口もアングリ。サバサンドのサバも口からポロリと落ちて残念。

港を後にして、塩野七見著の「コンスタンティノーブル陥落」に書かれているボスポラス海峡と金角湾の間に架かるガラタ橋へ。上下の二重の橋で上は釣り人や、旧市街と新市街と行き交う人で一杯。下は、レストランやショップ。

カラキョイからケーブルカーに乗ってガラタ塔へと、お決まりの観光コース。ガラタ塔からの眺めは、東洋と西洋を結ぶ大型船やフェリーで一杯。1800年以前から人間の悠久の生活を彷彿させる風景に唖然とさせられた。宗教、人種問わず、様々な色合いが重なり合うとは、こんなにも眩しいものなのか。

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