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2015.03.16

イノイズム思想㉑「名前」

柴田常文 (コピーライター / クリエイティブディレクター)

クリネタ春号の名物アンケートの質問は「自分の名前をどう思いますか?」。ペンネームや芸名は自分でつけることができるが、実名だけはどうしようもない。自分以外の人が名づけた名前を一生持ち続けるって、考えたらすごいことですね。

歌は世につれ、と言うが、名前も世につれだ。昭和の初期の頃1位は、男は「清」、女は「和子」。戦時中は「勇」や「勝」、戦争が終わると「博」と変わっていく。しかし女は、不思議なことに戦時中も戦後もずっと「和子」が1位なのだ。60年代に入ると男は「誠」で、これが70年代末頃まで続く。その次が「大輔」で、平成に入ると「翔太」、「大翔」がのしてくる。昨年は「蓮」だった。

一方、女は「和子」のあとは「恵子」が圧倒し、60年代は「久美子」「由美子」の三文字が台頭。70年代には「直美」「陽子」と変わる。80年代は「愛」が全盛で、2000年代に入ると「陽菜」が席巻し、昨年も「凛」と1位を分け合っている。

いい名前、カッコイイ名前、すごい名前……他人の名前にはさまざまな感想を持つけれど、いったい自分の名前はどう思っているんだろう? 「大嫌いだ!」「変えたい!」という方が、ほとんどいなかったこともちょっと意外でした。アンケートの結果はぜひ本誌でお読みください。けっこう面白いですよ、ホントに!

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