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2015.03.30

ボローニャの暮れ行く宵

山岡 茂(クリネタ編集団/アートディレクター)

イスタンブールの短い観光の旅を終え、ボローニャへ向かった。タイルの見本市を見て回る事が仕事。滞在は4日間。見本市の写真は仕事の為に割愛させていただく。見本市で歩き疲れ少し時間が出来たので、隣町のリミニに気分転換をかねて行く。小さな町でアドリア海に面している。一度ゆっくり夏のリゾートでも過ごしたいと常々思っている町である。

イタリアの地方都市で、ゆっくりのんびりと、欲望に惑わされずに。夏のバカンスも終わった9月末、町は閑散としており、昼食後の事もあり店もほとんどが閉まっていた。サンマリノ共和国へ行く起点の町だが、旅行者も疎ら、美しい花屋と南国らしいピンクの建物が、手持無沙汰に佇んでいた。

ボローニャへ電車で戻り、夕方からタイルメーカーのとある会社が由緒ある役所内でパーティを行うとの急な伝言。食事がてら町に出掛けた。さすがに皆さんドレスアップして華やか。こちとら田舎者は、事前にパーティがある事も知らず、着の身着のままチョット腰が引けたが、「マァイイカ」と、酒の力を借りて輪の中へ。

イタリア語、英語、中国語等々が飛び交う中、片言英語で「グッドイブニング」「ウェア アーユー フローム」等と会話に花が咲く所か、枯れるのも恐れずにボローニャの暮れ行く宵を楽しんだ。

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