【ウィークリーネタ】 毎週月曜日更新中!

2015.04.20

キューバ(その1)

山岡 茂(クリネタ編集団/アートディレクター)

又々昨年の話で申し訳ありません。

ヨーロッパの出張を終え。その10日後キューバのハバナへ行かないかと友人に誘われた。行く機会が無いキューバ。ゲバラとブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの革命と音に背中を押され思い切って出発。カナダ・トロント経由でハバナへ。延々、トランジェットの時間も含めて15時間程のフライト。グッタリバッタリ。団体旅行の為に指示されたスケジュール通り、まったく受身の僕はホテルに着いた時間さえ記憶に無い。後にもメモを調べたが、羽田出発時刻の便と帰りの時刻以外、一切のメモ無し。呆れたものである。

ただ、カードはアメックスは使えないので、ビザ、マスター等、事前にキューバに行く旨を伝えないと使用出来ないと説明を受けた事は覚えている。アメリカと国交が無いので両替の時は、ドルよりユーロの方が強い事も。当然入国の時もパスポートに査証も押されない。もし押されているとアメリカには入国出来ないからだ。社会主義国家の複雑なルールにドギマギさせられた。着いた早々市内観光と言う事で初めての町。名所、旧跡をグルッと一回り。ホセ・マルティ記念博物館、革命広場、モロ要塞、カテドラル等々。

暑き中、ハーイ見学。バスから降りて20分後に集合ハーイ次へと旧市街をウロウロ、ダラダラ。気持の良い陽光の中だが無理やり引き廻されると暑さも憎々しげになる。汗もぐっしょり。途中もう駄目駄目と、グループを抜け出し近くのホテル・アンボス・ムンドスのバーで、キューバ発祥の冷えたモヒートを注文。ミントの香りとラムが身体の中をワープして極楽この上無し。日本のオシャレモヒートと違いミントもまるで雑草のように生命力溢れる強さで量もバサッと。ミントの水草の中にラムとソーダが小さなため息をついている。冷えたグラスを額に当て「フン!!」もうバスに戻ってやるかと、訳判らぬ一人言。つくづく団体旅行は向いていない自分がそこにいた。

コメントする

*必須

*必須 Emailアドレスは公開されません