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2015.07.13

イノイズム思想㉕「感染」

柴田常文(コピーライター / クリエイティブディレクター)

こんどは、新型肺炎「サーズ(SARS)」だ。正式には「重症急性呼吸器症候群」という恐ろしく長ったらしい名の感染症だ。韓国で猛威をふるい、いつ日本に蔓延してもおかしくない。

昨年の夏は「デング熱」というのが流行った。代々木公園がその発生源として知られ、デングの碑という記念碑まで出来たらしい(ウソ)。蚊に食われても、噛まれても、さらには刺されても、発熱。年間、この地球上では1億人もが発症しているらしい。

「エボラ熱」というのもあったし、「トリインフルエンザ」「エイズ(HIV)」「大腸菌O157」はすっかりメジャーになってしまった。また新たに、脳炎を引き起こす「ヘンドラウイルス」や「ニパウイルス」というのも地球デビューしている。

昔からこんなに多くのウイルスや病原菌があったのだろうか? あったにもかかわらず、医科学の進歩がなかったので発見されなかっただけなのか? はたまた、地球環境の変化、人間社会の変化、さまざまな文明の変化によって新たに生み出された新種が続々とデビューしているということなのだろうか?

できれば、前者であって欲しいと思う。が、どうやらそうじゃないようだ。地球温暖化もその原因のひとつで、熱帯や亜熱帯にはまだまだ知られざる恐ろしいモンスター菌が生息していて、どんどん温帯へ、寒帯へとデビューしてくるんではなかろうか。

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