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2015.08.24

ジャカルタ

山岡 茂(クリネタ編集団/アートディレクター)

夏休みを利用してジャカルタへ行った。1週間ほどの短い旅だった。インドネシアのバリ島は数度、旅行したことがある。首都のジャカルタは初めて。電車などの交通網が整備されていないので一日中、車渋滞。なぜか富者も貧者も溌刺と見受けられる。深夜、屋台で酒も飲まず(イスラム教の国のため)若者男女が語り明かしている。酔うこともなく微笑ましいかぎりである。ユーミンも歌っているスラバヤ通りの骨董街をジャラン、ジャラン。本物、偽物。1kmほどの通りに店がギッシリ。そこで買った皿2点を写真で。オランダ統治時代の写しの灰皿と、小皿。たぶん、たいしたお宝であるはずもない。

東京に戻ってくるとオリンピックエンブレムの盗用騒ぎ。その後のサントリーのトートバッグの盗用。いちデザイナーとしてガックリ。国立競技場の問題も含め、オ・モ・テ・ナシの言葉も宙に舞う。デザイナーとはこんなものと思われるのも心外。選ぶ側も選ばれる側もヒドイものである。古来、日本の伝統の中に琳泒などに表現されているように同じテーマを違う作家が描くという慣わしがあった。この場合は、当初から出所がハッキリしていた。出所を隠して、そのままじゃアンマリ。日本人の古来持っていた孤高、品性などは死語。もう若い人がデザイナーなんかに憧れたりしないかも知れない。スタッフの失敗は社長の失敗。ハッキリとさせてほしい。もともと天邪鬼で世の中を斜すに見る僕個人としては、ロサンゼルス以降のオリンピックは万博と同じで、時代錯誤のスポーツの祭典だと思うけど……。その訳は長くなるのでまたの機会に……。

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